「足の痺れ」
足の痺れは誰もが一度は経験したことがある症状ですが、原因によっては深刻な疾患の場合もあります
今回は足の痺れが出る疾患・原因について解説していきます
まず、一般的な足のしびれは一時的な血行不良によるものがほとんどです
例えば長時間の星座や特定の姿勢を取った際、血行が悪くなりしびれを感じます
体制を変えしばらくすれば感覚が戻るため心配はいりません
ただし、以下のような症状がある場合は注意し、病院や整体・整骨院などに相談をおすすめします。
●足の痺れがみられる疾患
1.足根管症候群
足根管症候群はかかとや足の裏を通る神経(後脛骨神経)が圧迫や損傷することでみられる症状です
後脛骨神経は、ふくらはぎ近くの筋肉からかかとを通り
足の裏まで通っているため炎症を起こすと、足首や足の裏・つま先までしびれを感じます
人によっては鈍痛を感じる場合もあります。
2.腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛だけでなくしびれも主な症状の1つです
腰椎の近くを走る神経を椎間板が圧迫することで感覚異常が起こり、つま先までしびれを感じることがあります
長期間この状態が続くと手術を行ってもしびれが残る場合もあります
3.腰部脊柱管狭窄症
腰部で狭窄が起きると特徴的な症状の「間欠性跛行」がみられます
主に下肢の血管が狭くなることで、足に酸素や栄養がうまく届かず、少し歩いただけで足にしびれや痛み
こわばりが生じ、休憩するとやわらぐため歩行と休憩を繰り返さないといけない状態になります
狭窄症も種類があり、症状の出方も異なります
馬尾神経圧迫型では両足にしびれや痛みが生じ、神経根圧迫型ではお尻から足にかけて症状が出ることが多いです。
4.坐骨神経痛
坐骨神経痛は疾患の名前ではなく、症状を表す言葉になります
この症状では、お尻から足の後ろ側・ふくらはぎにかけてのしびれや痛みがみられます
腰椎椎間板ヘルニアや梨状筋症候群、腰部脊柱管狭窄症と合併して起こる場合もあります
●足のしびれが出てくるメカニズム
〇血管性の場合
1.疲労が残る:長時間立ちっぱなしや同じ姿勢が続くと、足の血管に圧力がかかり、循環不良が起こります。
そのため、足に酸素や栄養が届かずしびれが起こることがあります。
2.内臓疲労が増加し、バランスが崩れる:長時間の座り仕事や不適切な姿勢は、内臓への負担を増加させ
身体のバランスが崩れることがあります。これが血行不良を起こし、しびれの原因になります。
3.歪んだ身体の状態で血流が悪化:2つ目と同じように不適切な姿勢や長時間同じ姿勢を続けることで
身体の一部が歪むことがあります。これにより血管が圧迫され、血流が悪化ししびれが生じる可能性があります。
〇神経性の場合
1.長時間同じ姿勢を続けることで身体が歪む:長時間同じ姿勢が続くと身体の歪みを引き起こす原因になります。
子の歪みにより、骨や筋肉に異常な負担がかかり、神経を圧迫することがあります。
2.圧迫された神経が正常な信号を伝えづらくなる:圧迫された神経は正常な信号を伝えづらくなり、足のしびれが出る可能性があります。
軽度の症状であれば早期の対処で改善する可能性がありますが、しびれが進んでしまうとなかなか治らず、あきらめてしまう方も少なくありません。ですが、原因をしっかり見極め身体を根本から治療することで改善する可能性があります。「このしびれをどうにかしたい」「色々治療したが改善されない」などお悩みの方は整体院姿勢の極みにご相談ください。








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