<巻き肩とは?>
巻き肩とは肩が内向きに丸くなり、両腕が肩幅よりも内側に入った状態をいいます。
背中が丸まり、肩甲骨が外側に広がってしまうことで、肩が前に突き出たような形になります。
この姿勢は、胸の筋肉(大胸筋)が硬くなってしまったり、
背中の筋肉(僧帽筋や肩甲骨周りの筋肉)が弱いことで引き起こされます。
この状態だと肩こりや首こり、頭痛などの他に腰痛や反り腰、さらに睡眠の質が低下したり
酷くなると自律神経失調症になる可能性もあります。
今回は、巻き肩の原因や改善するための方法について解説します。
<猫背との違い>
巻き肩と猫背は同じものと考えている人が多いと思いますが、実は少し違います。
・巻き肩→肩が内向きに丸くなった状態。背筋は伸びていて肩だけ内側を向いている人もいる。
・猫背→背中が丸まった状態。背骨が丸まった状態になる為胸が本来の位置より下がって見える。
ただし、巻き肩が原因で徐々に姿勢が悪くなり、同時に猫背になる方もいます。
また、猫背になったことで肩甲骨が外側に行ってしまい
巻き肩になってしまう方もたくさんいます。
<巻き肩の原因>
1.長時間の座り仕事・スマートフォン使用
長時間座りっぱなしやスマートフォンの使用によって前かがみの姿勢が続くことで肩甲骨周りの筋肉が弱くなり
胸の筋肉が硬くなります。これにより肩が前に引っ張られてしまいます。
2.姿勢の悪さ
姿勢が悪いことも巻き肩を引き起こす原因になります。
例えば、頭を前に突き出した姿勢で作業をする癖がついていると
一緒に肩も前に出てしまうため、巻き肩になりやすい癖が出来てしまいます
3.筋力不足
運動習慣がなく筋力不足になると、肩や背中の筋肉やインナーマッスルが弱まってしまい
正しい姿勢が維持できなくなります
インナーマッスルは身体を支える役割もあるので弱くなると姿勢の悪化につながります
<改善方法>
・ストレッチ
肩甲骨を引き寄せるストレッチ
①背筋を伸ばし、胸を張った姿勢で立ちます
②両手を背中に回し、手のひらを合わせます
③肩甲骨を引き寄せるように両手を上に上げていきます。
④この状態を数秒間キープし、ゆっくりと戻します。
・日常生活での姿勢
座る時は背筋を伸ばし、お尻を背もたれにつけましょう。
長時間の座り仕事の際は定期的にストレッチや休憩を取り入れてください。
スマートフォンや読書・ゲームなどをする際は、できるだけ目線に近い高さで行うようにして下さい。
自分で姿勢の意識やストレッチを頑張っているけどなかなか改善しない…
とお悩みの方は一度整体院姿勢の極みにご相談ください。
専門の知識を持ったスタッフが皆様の不調の改善をサポートします。








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